「ハンセン病問題を考える①」開催について(ご案内)

2018年03月29日
社会部

東北新生園の今後

「また一人亡くなりました。明日、そこで葬儀です」と、部屋に通されるなり、久保会長はそう言った。

3月現在、入園者数65名、平均年齢87歳を越えた。

年々自治会の運営がきつくなってきている。奄美和光園、宮古南静園はすでに自治会がなくなっている。今度は駿河療養所、あるいは大島青松園、または東北新生園かもしれない。久保さんは、あと5年という。

東北新生園で亡くなられた多くの入所者の慰霊と記念の千本桜も800本をこえた。今度納骨堂に慰霊塔を立てる計画があるという。国の誤ったハンセン病政策、人権を奪われた多くのハンセン病患者を、決して忘れてはならないという思いをこめてのことである。

「“最後の一人まで”と、国は保証することを約束しているが、実は自分たちがいなくなることを待っているのではないか。いわば、“消滅論だ”」と、久保さんは苦笑いした。

正直、久保さんと来年も会うことができるのだろうか。これからの1回、1回が、最後の時となるかもしれない、そんな大事な時であることを心に深く思い、東北新生園をあとにした・・・。

私たち教区教化委員会社会部は、これからも東北新生園とのかかわりを続けていきたいと思っています。この機会に、どうぞ東北新生園を訪ねてみませんか。

 教区教化委員会 社会部

真宗大谷派 仙台教区教化委員会 社会部 主催
「ハンセン病問題を考える①」開催について(ご案内)

 

 

謹啓 陽春の候、ますますご清祥のこととお慶び申しあげます。

平素は教区教化事業に対する格別の御高配を賜り、厚く御礼申しあげます。

さて、教区教化委員会社会部では、昨年に引き続き東北新生園自治会との交流を深めるべく、このたび下記のとおり「ハンセン病問題を考える①」を開催いたします。

つきましては、下記の要項、趣旨文をご確認いただき、万障お繰り合わせのうえ、参加くださいますようご案内申しあげます。

敬具


 

 


期 日  2018年 4月25日(水)13:00 16:00頃 まで 
会 場  国立ハンセン病療養所 東北新生園
宮城県登米市迫町新田字上葉ノ木沢1番地 ℡0228382121
(新幹線「くりこま高原駅」下車 車で約10分)
内 容  久保瑛二自治会長による講演と「園内散策」、「パークゴルフの集い」

 

日 程  
・12:45
~ 東北新生園(第1メープルケアセンター)現地集合・納骨堂参拝

・13:00 ~ 講演(久保瑛二 東北新生園自治会 楓会 会長)
・14:00 ~ 園内散策

・14:40 ~ 真宗大谷派仙台教区教化委員会社会部主催 パークゴルフ大会

           ※パークゴルフの道具につきましては、事務局で用意いたしますことを申し添えます。

 

・16:00   日程終了、解散

 

 

※お申し込みは仙台教務所(担当:江口・鷲嶺)まで、4月20日(金)必着までに電話またはFAX、郵便、メールでお申し込みください。

◆お申し込み・お問い合わせ先◆

〒983-0803 宮城県仙台市宮城野区小田原1丁目2-16

  真宗大谷派 仙台教務所(東北別院)

℡022-297-2824   Fax022-297-2827

メールアドレス sendai@higashihonganji.or.jp