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<< お寺、今ナニシテル 「お寺のお知らせは?」 >>


 皆さん、こんにちは。
今年も新年を迎えることができました。よろしくお願い申し上げます。


 さて、1年の計は元旦にありという言葉もありますが、皆さんは1年の生活のうちに、お寺との関わりが何か思い浮かびますでしょうか?


 春や秋のお彼岸やお盆のときに「お墓参り」ということが思いあたる方もいらっしゃるかもしれません。また、法事や、故郷のご実家に帰られた時に、お参りするお寺がある方もいらっしゃるかもしれません。(なんでそんなことをしなければいけないんだろう?)
と思われたこともあるのかもしれません。


 さて、その中でお寺側からの連絡や「お知らせ」があることって思い当たりますか?
現在では、お寺や住んでいる地区からの地元の行事の案内は、かつてに比べてまず触れる機会は少なくなっているのではないかと思います。特に若い世代の方はそんなことはありませんでしょうか?


 実はお寺での行事は、1年の間に何回もあります。
つい先日の元日の「修正会」や、1月の小正月が過ぎると「墓参り」。3月になると「お彼岸」等々。


 では、ちょっと昔だとどうでしょう?。たとえば「昭和中期」より前に子ども時代を過ごされた方に、1年の思い出を聞いてみてください。


 身内だと、おじいちゃん・おばあちゃん位の世代の方でしょうか。あるいは、おっぴじいさん(曽祖父)、おっぴばあさん(曽祖母)になられているかもしれません。


 地区の集まりとして、「寄り合い」「〇〇講」として月1回お寺に集まったとか、時節の祭りにこんなことがあったとか。さまざまにお寺・地元の街での思い出が、出てくるかもしれません。これらは地元の知り合いの間、家族の間で伝えられてきた行事なのかもしれません。(たまには帰省した時にでも、聞いてみてください)


 現代では、家族も故郷を遠く離れて住んでいることは珍しくありません。そんな時代に、今風に言えば「口コミ」文化だった故郷の社会文化は途絶えてしまうことも多いのでしょう。

「そ・こ・で!」



 仙台教区(真宗大谷派の岩手・宮城・福島県)内の仙台組(宮城県北半分)のお寺さん方では、広報手段に今まで主にお寺の本堂で配っていた「組報(そほう)」(おおむね宮城県内の仙台組という範囲内のお寺の行事を紹介する広報誌)という紙媒体の広報誌を、これまでは作成して配布していましたが、


 これからは昨今の時代に合わせ、仙台組では組の広報をWEB上に公開する試みを始められました。まだ「β版」だそうなので試行錯誤の段階だそうですが、紙媒体に比べて迅速かつ写真を重視した誰でもすぐ見られる「お知らせ」が展開されていくと思われます。皆さん暖かい目で見てみてくださいね。


 それでは!

WEB版仙台組報は、こちらからどうぞ…リンクLinkIcon



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